にきびの原因には、アクネ菌、異常角化、活性酸素の影響、ストレス、男性ホルモンの影響などがあります。
皮膚の表面の角層が厚くなることで毛穴の入り口が狭まります。
そこに皮脂などが溜まって皮疹をつくります。
皮脂の外側がホコリなどに触れて、黒っぽくなることもあります。
溜まった皮脂の周辺でアクネ菌(皮膚に存在する菌の一つ)が増殖し、炎症を起こします。
十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)、桂枝茯苓丸加苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)、清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)など。
一方、本治療では、便秘や下痢などの胃腸障害が背景にあれば、お腹の調子を整える漢方薬を、冷えや血行不良が背景にあれば体を温めて冷えをとったり、血行を良くしたりする漢方薬を用います。
にきびが化膿しやすい人は、免疫力を高めて感染しにくい体質に変える薬を処方します。
根本的な不調を改善させることから、にきびの治療を始めると、生理不順が治ったり、お通じがよくなったり、お腹の調子が整ったりすることがしばしばあります。
桂枝茯苓丸加苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)を用いた治療例
ニキビができやすく、常に顔色が悪くクマが消えない、唇は紫色―。
こんな人には漢方治療がおすすめです。東洋医学では、血が流れずにたまってしまう“瘀血(おけつ)”は、体のバランスが崩れている証拠と捉えます。
そこで、当院では桂皮茯令丸などの漢方薬を処方して血流を促し、気と血(血液)、水(リンパ)のバランスをとる治療を行ないます。
即効というわけではありませんが、煎じ薬を飲み続けることで、体質も変わってくるなど、根本的な体質改善にも効果期待できます。
治療期間は2~6ヶ月程度。


