
多汗症の保険適応治療

多汗症ボトックス希望の方へ
自費診療ご希望の方は、医師の診察後当日施術が可能です。
痛みが心配な方は麻酔クリーム塗布施術することもできます。(麻酔別3,000円)
保険診療ご希望の方は、医師の診察後にボトックスを発注致します。
1週間後再診して施術となります。
ゴールデンウィーク・夏季・年末年始は1週間以上かかることもございます。
ボトックス治療の持続期間
汗を抑える効果は通常、治療後2~3日であらわれ、4~9ヶ月にわたって持続します。
完治を目指す治療法ではありませんので、症状がふたたびあらわれたときには、あらためて治療を行います。
明らかな原因が存在しない「原発性多汗症」と、何らかの病気や使用している薬が原因となる「続発性多汗症」に分けられます。
続発性多汗症は、原因となる病気を先に治療する必要があります。
ボトックス治療とは?
2012年よりボトックスでの治療が保険適応になりました。
対象となる患者様は重度のワキの汗(原発性腋窩多汗症)で悩まされている方
です。
◎過剰なワキの汗が半年以上前から続いていて原因が分からない。
◎さらに、以下の項目のうち2項目以上当てはまる方はボトックス保険治療が可能です。
(2項目以上当てはまらない方でも自費でボトックス治療は可能です)
- 両ワキで同じくらい多くの汗をかく
- ワキの汗が多いため、日常生活に支障が生じている
- 週に1回以上、ワキに多くの汗をかくことがある
- このような症状は25歳より前にはじまった
- 同じような症状の家族・親戚がいる
- 眠っている時はワキの汗がひどくない
プロ・バンサインとは?
<プロ・バンサインの使い方と注意点>
プロ・バンサインは、アセチルコリンという神経伝達物質の働きを抑えること(抗コリン作用)により汗を抑えます。
アセチルコリンは、汗以外のさまざまな神経伝達にかかわっているため、汗を抑える以外にさまざまな症状(副作用)が出る可能性があります。
口の中が乾いたり、光をまぶしく感じたり、便秘や尿が出にくくなることもあります。
服用には十分な注意が必要です。
特に緑内障・妊娠中・授乳中・甲状腺機能亢進症・前立腺肥大・心臓病・潰瘍性大腸炎・クローン病などのある方には、これらの疾患を悪化させるため使用できません。